当事務所の基本業務は巡回監査業務です。

巡回監査とはお客様のもとを訪問し、毎月生じる税務会計に纏わるトピックスを提供するとともに、下記の業務を行うことをいいます。

• お客様が自ら会計処理ができるように経理指導をしていく
• 自社で経理処理できるようになった帳簿についてその根拠となった証憑書類や契約書などを毎月確認し、監査（保証）する
• 監査した会計帳簿を基に経営支援などのアドバイス業務を実施しお客様と共に経営を成長させていく

さらにお客様によって、行う業務内容が異なります。

第1段階のお客様には、会計の入力・処理の仕方から決算書・試算表、最終的に決算までできるよう丁寧に指導していきます。

第2段階のお客様には、巡回監査担当者が自ら学んだ知識と事務所の指針に従って会計帳簿を監査しますが、お客様が自ら適時適正に会計帳簿を作成していることを保証するため、さかのぼって訂正できないように監査終了後には月次でデータを締める作業まで実施します。

第3段階のお客様には、予算・経営計画の作成を支援したり決算に向けて節税対策や黒字対策方法など様々な相談に乗り、事業承継や企業を防衛するため生命保険や不動産に関する内容をお聞きして経営に関する様々なアドバイスをしています。

このほかにも当事務所は、弁護士・司法書士・社労士などの士業や不動産鑑定士・ハウスメーカー・不動産仲介業者・金融機関など様々な企業と提携しているため、上記のような経営相談事にもお客様のニーズに合わせてサービスを提案しています。

当事務所の特徴は特定の業種や規模に偏ることなく長年培ってきた経験や知識で幅広い業務をこなしていける事です。

なかでも現在は事業承継に力を入れています。

これはすべての業種と全ての経営者にかかわる事です。当事務所では法人税法、所得税法、相続税法のそれぞれの分野に強い税理士が在籍している事、一般的な会計事務所よりも多くの相続税申告を経験してきている事、さらには長年の蓄積された経験値からできた情報がある事から事業承継対策に力を入れることができています。

また現代表は、M&Aのシニアパートナーという資格を持っており、日本M&Aセンターと提携することで様々な情報を共有し、お客様の相談に乗ることができます。お客様自身で事業承継を進めていく小さな案件に関してはノウハウを駆使し、当事務所単独で進めることも可能です。

もう一方で他の一般的な会計事務所よりも比較的多くの医療・介護系の関与先が多く、先代が医療コンサルタントの資格を持って今まで拡大してきました。税理士もスタッフも医業に強い者がいるため、少し特徴的なところのある医業の会計処理・税務処理にもしっかり対応していくことができます。

医業・事業承継どちらもその分野に強い者からしっかり教えてもらえる環境が整っているため、より幅広い仕事を覚えていくことが可能となります。

現在、様々な会計ソフトがある中、量販店などで一般販売されているベンターのソフトとは異なり、TKCが開発したシステムを利用するためにはTKC全国会に所属する必要があります。

TKCのシステムはTKCのエンジニアのみで開発しているのではなく、TKC全国会に所属している税理士・公認会計士が個別システムに関わり共に開発しています。そのため、実務面の使いやすさと法律面の堅実性の両面を研究して開発されているだけでなく、万が一不備や間違いがあったとしてもすぐに気づかされるようにシステムが組まれており、とても有能なものとなっています。我々の事務所では、このＴＫＣシステムをしっかり学習・理解し、お客様にとっても便利で使いやすいように支援しております。

またお客様に提供する会計ソフトをベースにして連動できる税務申告関連システムでは、事務所の業務効率を上げ、事業承継対策システムの他、経営計画や決算対策を検討できる「継続MAS」というシステムを通じてお客様と会社の未来について語り合いながら成長をサポートしています。

TKC全国会に所属すると、システム利用の他にも全国の税理士・公認会計士とのネットワークが確立しているため、同業者間の情報交換ができるというメリットもあります。また、職員に関してはTKC地域会が主催する様々な職員研修に参加することができるので、業務上必要な知識を得るための勉強の機会を積極的に取ることができ、自分自身のスキルアップにも繋げることができます。